この記事では、アレルギー薬のアレグラ(フェキソフェナジン)と市販の風邪薬パブロンシリーズの飲み合わせについて、薬剤師が解説します。
花粉症でアレグラを服用中に、風邪をひいてしまった…。
そういう時に、市販のパブロンを併用していいか、飲み合わせに問題ないか、不安になることありませんか?
この記事を読むと、アレグラと一緒に飲める、併用に問題ないパブロンがわかります!
アレグラ(フェキソフェナジン)とパブロンは、
商品によっては併用できますが注意が必要です。
✔️抗ヒスタミン成分が重複する商品は避ける
✔️眠気を強める可能性がある
✔️商品ごとの成分確認が重要

アレグラ以外の抗アレルギー剤(アレジオン、クラリチン、ザイザル、デザレックス、ビラノアなど)とパブロンシリーズの飲み合わせの考え方も同じです。
ぜひ、参考にしてくださいね!
病院で処方されるフェキソフェナジンはアレグラ錠のジェネリック医薬品です。
市販のアレグラFXも同じ成分、フェキソフェナジンです。
アレグラ(フェキソフェナジン)との併用できないパブロンは?

市販の風邪薬パブロンにはたくさんの種類があります。
それぞれ含まれている有効成分が違いますので、アレグラと飲み合わせに問題があるものについて、パブロンのシリーズ別に解説していきますね。
パブロン鼻炎シリーズ飲み薬とアレグラは併用できない!
パブロンには、パブロン鼻炎シリーズとして以下のラインナップがあります。
・パブロン鼻炎カプセルSa
・パブロン鼻炎速溶錠EX
・パブロン鼻炎カプセル小児用
この3つには、有効成分として、アレグラ(フェキソフェナジン)とは別の種類の抗ヒスタミン薬が使われています。
眠気などの副作用が増強される恐れがあります。
なので、パブロン鼻炎シリーズとアレグラと併用することはできません。

病院で処方される場合は、医師の管理下で2種類の抗ヒスタミン薬を併用する場合もあります。
ただ、市販薬の場合は、個人の責任となるセルフメディケーションなので、安全性を重視します。
添付文書の服用方法を守ってくださいね。
パブロン鼻炎シリーズとアレグラは、同じ鼻炎に効く薬なので、
「併用したらいけないだろう」とイメージしやすいですよね。
でも、実は、パブロン鼻炎シリーズだけでなく、
他の風邪薬のパブロンシリーズにも、ほぼ全て抗ヒスタミン成分が含まれているんです!
・パブロンエースPRO(微粒、錠)
・パブロンメディカル(T、C、N)
・パブロンクオリティ錠
・パブロンエースAX(微粒、錠)
・パブロンSゴールド
・パブロンSα
・パブロンゴールド
・パブロンS咳止め
上記のパブロンシリーズには、抗ヒスタミン剤成分が含まれています。
そのため、添付文書に以下の記載があります。
本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください
他のかぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬等)
抗ヒスタミン剤を含有する内服薬=アレグラということで、パブロンゴールドなど上記のパブロンシリーズとアレグラは併用できません。

アレグラだけでなく、アレジオン、クラリチン、ザイザル、デザレックス、ビラノアなども同じく併用不可です。
アレグラと併用できるパブロン(飲み薬)はパブロン50だけ!
パブロンシリーズ(飲み薬)の中で、ただ一つ、抗ヒスタミン成分を含まないのが、パブロン50です。
・パブロン50
眠くなったり、尿が出にくくなる抗ヒスタミン薬、便秘を起こしやすいジヒドロコデインリン酸塩、糖尿病や高血圧に影響を与えるdl-メチルエフェドリン塩酸塩が入っていません。
こう、パブロン50の添付文書にはっきり記載されています。
パブロン50とアレグラ(フェキソフェナジン)との飲み合わせは問題ありません!
アレグラとの併用は大丈夫ですが、以下の記載があるので、薬の飲み合わせには注意してくださいね。
本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください
他のかぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬

ちなみに、パブロン50の主な有効成分は、アセトアミノフェンと漢方の麦門冬湯(ばくもんどうとう)です。
花粉症でアレグラ服用中に、「のどが痛い」「咳が出る」という症状が気になったら、パブロン50を飲んで様子をみるというのはおすすめの選択肢です。
アレグラとパブロンをうっかり一緒に飲んでしまったら?
アレグラ(フェキソフェナジン)とパブロンを、誤って一緒に飲んでしまった場合、1回の服用ですぐに重大な副作用が起こる可能性は高くありません。
ただし、繰り返し併用するのは避けましょう。
パブロンに抗ヒスタミン成分が含まれている場合は、
・強い眠気
・口の渇き
・めまい
などが出ることがあります。
何時間あければいい?
基本的には、次の服用タイミングをずらすことで対応します。
フェキソフェナジンは1日2回の服用が一般的ですが、パブロンと併用してしまった場合は、その日は飲まずに様子を見た方が安心です。
うっかり併用してしまった…病院受診の目安は?
次のような症状があれば受診を検討してください。
・強い眠気で日常生活に支障がある
・動悸や息苦しさがある
・発疹やじんましんが出た

うっかり一緒に飲んでしまったことによる不安が強い場合も、我慢せずに受診してもよいと思います。
パブロン鼻炎アタックJLなどの点鼻薬とアレグラの併用は可能
パブロンには、鼻炎治療薬として点鼻薬もあります。
点鼻薬とアレグラの併用は問題ありません。
ただし、点鼻薬の使用は、鼻づまりがつらい時だけにして長期連用は控えるようにしましょう。
3種類あるパブロンの点鼻薬シリーズの中で、私がおすすめするのは、パブロン鼻炎アタックJLです。
・パブロン鼻炎アタックJL
パブロン鼻炎アタックJLの最大の特徴は、血管収縮剤ではなく、炎症を抑えるステロイドのみが有効成分であることです。

花粉症に点鼻薬の市販薬(血管収縮剤)を使う時に注意すべき副作用でお話しているように、血管収縮点鼻薬は、使い方を間違うと、鼻づまりが悪化することもあり注意が必要です。
さらに、パブロン鼻炎アタックJLのステロイド成分は、アンテドラッグ型ステロイド剤といって、体内に吸収された後に分解されてステロイドの全身への副作用は少ないと考えられています。

アレグラを含めた花粉症に効果的な市販の鼻炎薬の飲み薬の選び方については、薬剤師厳選!市販で買えるおすすめの花粉症の飲み薬【鼻炎薬】まとめの記事にて詳しく解説しています。
ぜひ、お読みくださいね!
アレグラとパブロンは併用できる?花粉症薬と風邪薬の飲み合わせ
アレグラ(フェキソフェナジン)とパブロンは、商品によって併用できるものとできないものがあります。
・パブロン50は併用可能
・パブロン点鼻薬(3種類)は併用可能
・それ以外のパブロン内服薬は抗ヒスタミン成分が重複するため併用不可
パブロンは種類が多いため、購入前に必ず成分を確認しましょう。
不安な場合は、医療機関や薬剤師に相談することをおすすめします。
アレグラ以外の抗アレルギー薬(アレジオン、クラリチン、ザイザル、デザレックス、ビラノアなど)でも基本的な考え方は同じです。
花粉症シーズンに人気の新習慣とは?
薬だけに頼らず、体調管理を整える習慣も大切です。
🟨「花粉の季節を少しでも快適に過ごしたい」そう思っている方へ🟨
花粉の季節に話題の柑橘じゃばらの魅力
✅ 注目成分ナリルチンが温州みかんの約191倍!
✅ 爽やかな酸味で飲みやすく、粉末や果汁で手軽に取り入れやすい
✅ ノンカフェリンなので続けやすい
✅ 保存料・着色料・香料は無添加
薬剤師目線で厳選!健康のプロがチェックしました✨






















