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アレグラとパブロンの飲み合わせは大丈夫?商品別に併用できるか薬剤師が解説

薬の飲み合わせ
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花粉症でアレグラ(フェキソフェナジン)を服用中に風邪をひいてしまった…

「アレグラと市販のパブロンを一緒に飲んでも大丈夫?」
「飲み合わせに問題はないの?」
と不安になったことはありませんか?

アレグラとパブロンは、商品によって併用できるものとできないものがあります。

 

薬局でも、花粉症薬を服用している方から
「アレグラと風邪薬を一緒に飲んでいいですか?」
というご相談を受けることがよくあります。

この記事では、アレグラ(フェキソフェナジン)とパブロンシリーズの飲み合わせについて、商品別に併用できる・できない商品を薬剤師がわかりやすく解説します。

なお、アレジオン、クラリチン、ザイザル、デザレックス、ビラノアなど、他の抗アレルギー薬を服用している方にも基本的な考え方は共通です。

ぜひ市販薬を選ぶ際の参考にしてください。

病院で処方されるフェキソフェナジンはアレグラ錠のジェネリック医薬品です。
市販のアレグラFXも同じ成分、フェキソフェナジンです。

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アレグラとパブロンの飲み合わせは大丈夫?【結論】

パブロンには風邪薬や鼻炎薬などさまざまな種類があり、配合成分も商品ごとに違います。

結論をまとめると、次のとおりです。

【結論】アレグラとパブロンは併用できる?
✅パブロン50(飲み薬)は併用できます。
✅ パブロン鼻炎アタックJLなどの点鼻薬も併用できます。
✅それ以外の多くのパブロン内服薬は、抗ヒスタミン成分が重複するため併用できません。

病院で処方されるフェキソフェナジンは、アレグラと同じ有効成分のジェネリック医薬品です。

この記事の内容は、市販のアレグラFXだけでなく、病院で処方されたアレグラやフェキソフェナジンを服用している方にもあてはまります。

 

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アレグラとパブロンの飲み合わせ一覧【商品別早見表】

アレグラとパブロンの飲み合わせは、商品によって異なります。

パブロンシリーズには風邪薬・鼻炎薬・点鼻薬など多くの商品があります。

お急ぎの方は、まず下の一覧表をご確認くださいね。
お使いのパブロンがアレグラと併用できるかすぐに分かりますよ!

パブロンシリーズ アレグラ
との併用
理由
パブロン50 OK 抗ヒスタミン成分を
含まないため
パブロン鼻炎アタックJL(点鼻薬) OK 点鼻薬のため併用可能
パブロン点鼻薬(その他) OK 点鼻薬のため併用可能
パブロン鼻炎カプセルSa × 抗ヒスタミン成分が
重複するため
パブロン鼻炎速溶錠EX ×
パブロン鼻炎カプセル小児用 ×
パブロンエースPRO(錠・微粒) ×
パブロンエースAX(錠・微粒) ×
パブロンメディカルT ×
パブロンメディカルC ×
パブロンメディカルN ×
パブロンクオリティ錠 ×
パブロンSゴールドW ×
パブロンSα ×
パブロンゴールドA ×
パブロンSせき止め ×

※各商品の添付文書の「してはいけないこと」欄を確認。
なお、商品のリニューアルなどにより配合成分が変更される場合があります。
購入前には最新情報を各商品の添付文書・公式商品ページで確認してください。

※アレグラだけでなく、アレジオン、クラリチン、ザイザル、デザレックス、ビラノアなども同じです。

薬剤師:安美
薬剤師:安美

パブロン鼻炎シリーズとアレグラは、同じ鼻炎に効く薬なので、「併用したらいけないだろう」とイメージしやすいですよね。
でも、実は、パブロン鼻炎シリーズだけでなく、他の風邪薬のパブロンシリーズにも、ほぼ全てに抗ヒスタミン成分が含まれているんです!
商品名が似ていても配合されている成分は違うので注意してくださいね。

 

 

アレグラと併用できるパブロンは?

アレグラと併用できるパブロンの飲み薬は、パブロンシリーズでは基本的に「パブロン50」だけです。

パブロン50だけアレグラと併用できる理由

アレグラとの飲み合わせでポイントとなるのは、抗ヒスタミン成分を含まないことです。

代表的な有効成分として、アセトアミノフェンと麦門冬湯が配合されています。

・アセトアミノフェン(解熱・鎮痛作用)
・麦門冬湯:ばくもんどうとう(咳を鎮める漢方薬)

そのため、アレグラと抗ヒスタミン成分が重複せず、飲み合わせに問題ありません。

また、パブロン50の添付文書にも、アレルギー薬との併用を禁止する記載はありません。

ただし、アレグラとの併用は大丈夫ですが、以下の記載があるので、他の薬の飲み合わせには注意してくださいね。

本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください
他のかぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬

こんな方にはパブロン50がおすすめ

花粉症でアレグラを服用中に風邪をひいてしまった方には、パブロン50が選択肢の一つになります。

例えば、
✔️のどが痛い
✔️少しせきが出る
といった症状であれば、パブロン50を服用して様子をみることもできます。

一方で、以下のように症状がひどかったり、数日服用しても改善しなかったりする場合は、市販薬だけで対応せず、医療機関を受診しましょう。

✔️38℃以上の高熱が続く
✔️息苦しさがある
✔️強いせきが長引く

 

なぜパブロンの多くはアレグラと併用できないの?

パブロンの多くがアレグラと併用できない理由は、前述したように抗ヒスタミン成分が重複するためです。

アレグラ(フェキソフェナジン)は、花粉症やアレルギー性鼻炎などに使われる抗ヒスタミン薬です。

一方、パブロンの多くの飲み薬にも、鼻水やくしゃみを抑えるための抗ヒスタミン成分が配合されています。

そのため、抗ヒスタミン薬が重複すると、眠気などの副作用が出やすくなります。

起こる可能性がある副作用には、次のようなものがあります。

✅眠気
✅口の渇き
✅めまい
✅排尿しにくくなる
✅便秘

とくに、車の運転や機械を操作する仕事をしている方は注意が必要です。

市販のパブロンシリーズの添付文書には、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(鼻炎用内服薬、乗り物酔い薬、アレルギー用薬など)との併用を避けることと記載されています。

アレグラもこの「アレルギー用薬」に該当するため、自己判断で一緒に服用しないようにしましょう。

薬剤師:安美
薬剤師:安美

病院で処方される場合は、医師の管理下で2種類の抗ヒスタミン薬を併用する場合もあります。
ただ、市販薬の場合は、個人の責任となるセルフメディケーションなので、安全性を重視します。
添付文書の服用方法を守ってくださいね。

 

パブロン点鼻薬はアレグラと併用できる?

パブロンには、鼻炎治療薬として点鼻薬もあります。

点鼻薬は鼻に直接作用するため、点鼻薬とアレグラの併用は問題ありません。

ちなみに、3種類あるパブロンの点鼻薬シリーズの中で、私がおすすめするのは、パブロン鼻炎アタックJLです。

パブロン鼻炎アタックJLの最大の特徴は、鼻づまりが悪化するおそれのある血管収縮剤ではなく、ただし、炎症を抑えるステロイドのみが有効成分であることです。

薬剤師:安美
薬剤師:安美

アレグラを含めた花粉症に効果的な市販の鼻炎薬の飲み薬の選び方については、薬剤師厳選!市販で買えるおすすめの花粉症の飲み薬【鼻炎薬】まとめの記事にて詳しく解説しています。
ぜひ、お読みくださいね!

 

アレグラ(フェキソフェナジン)とパブロンの併用でよくある質問

アレグラとパブロンは何時間あければいい?

「アレグラとパブロンは何時間あければ飲める」という明確な基準はありません。

飲み合わせは時間ではなく、配合されている成分で判断します。

抗ヒスタミン成分を含むパブロンは、時間をあけてもその日のうちに併用することはおすすめできません。

 

パブロンゴールドはアレグラと一緒に飲めますか?

パブロンゴールドAなど、抗ヒスタミン成分を含む商品は、アレグラとの併用はできません。

抗ヒスタミン成分が重複し、眠気などの副作用が強く現れる可能性があります。

 

アレグラ服用中にパブロンを飲んでしまったら?

一般的には、1回の服用ですぐに重大な副作用が起こる可能性は高くありません。

体調に変化がないか様子をみて、強い眠気や息苦しさなどの症状がある場合は、医療機関を受診してください。

うっかり併用してしまった…病院受診の目安は?

次のような症状がある場合は、医療機関の受診を検討してください。

✔️強い眠気で日常生活に支障がある
✔️動悸や息苦しさがある
✔️発疹やじんましんが出た

また、症状がなくても飲み合わせに不安がある場合は、医師や薬剤師へ相談すると安心です。

アレグラとパブロンの飲み合わせは大丈夫?商品別に併用できるか薬剤師が解説

アレグラとパブロンの飲み合わせは、商品によって併用できるものとできないものがあります。

✅パブロン50(飲み薬)とパブロンの点鼻薬はアレグラと併用できます。
✅パブロンゴールドやパブロンSシリーズなど、多くの内服薬は抗ヒスタミン成分が重複するため併用できません。
✅飲み合わせに迷ったときは、商品名ではなく配合成分を確認することが大切です。

不安な場合は自己判断せず、薬剤師や医師へ相談しましょう。

花粉症シーズンは、アレルギー薬を飲みながら風邪をひくことも珍しくありません。

この記事がお役にたつとうれしいです!

薬だけに頼らない花粉症対策も取り入れたい方へ

薬は症状を抑える対症療法ですが、花粉シーズンを少しでも快適に過ごすためには、毎日の体調管理も大切です。

薬剤師の視点から、機能性表示食品「ディアレプラス」についても詳しくレビューしています。

「薬以外の花粉症対策も知りたい」という方は、ぜひこちらの記事も参考にしてくださいね!

🟡薬剤師がレビュー!ディアレプラスの詳しい記事はこちら

 

■確認した情報源:アレグラFX添付文書、各パブロンシリーズ添付文書

この記事を書いた人

製薬企業研究所勤務を経て、現在は調剤薬局で勤務する現役薬剤師。
昭和生まれの二児の母。
薬の飲み合わせやサプリメントの相談、更年期世代の不調に向き合っている。
自身の更年期の体験から心と体をラクに整えるための情報を発信中。

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