ハンドクリームに使えるヒルドイド、薬剤師が教える市販薬の選び方

市販薬
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こんにちは!
現役ママ薬剤師の安美です。

冬になると気になるのが、手のカサカサ。
コロナの影響で手洗いやアルコール消毒で肌の乾燥が気になる方も多いかもしれないですね。

私もお湯を使う時期になると、手荒れがひどくなってしまいます(>_<)

そんな私の強い味方が、ヒルドイドクリームです。

今回は、ハンドクリームとしてもおすすめなヒルドイドについて、市販品の選び方も含めてお話しします!

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保湿剤のヒルドイド、ヘパリン類似物質油性クリームはどんな薬?

私が使っているのは、ヒルドイドソフト軟膏のジェネリックのヘパリン類似物質油性クリーム(ニプロ製)

皮膚科で処方してもらっています。

ヒルドイドクリーム


ジェネリック医薬品(後発品)なので、
一般名のヘパリン類似物質油性クリームで表記されています。

 

ヒルドイドの成分は、ヘパリン類似物質。
もともと体にあるヘパリンという物質に似た成分、親水性と保水性が高いという特徴があります。

つまり、水分を引き寄せて保つというわけです。

【ヒルドイド(ヘパリン類似物質)の効果】

・お肌に水分を閉じ込める保湿作用

・血行をよくする
(しもやけにも使われます)

・ケロイドや傷跡を目立たなくする

ヒルドイドは、保湿効果が高くて安全性も高いので、赤ちゃんにも保湿剤としてよく使われます。

 

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ヒルドイドがハンドクリームにおすすめな理由!

 

もちろん、ヒルドイドの高い保湿作用がハンドクリームにもおすすめな一番の理由です。

さらに、ヘパリン類似物質は、弱った肌バリア機能にはたらきかけて、乾燥によって荒れてしまった肌の修復も期待できます。
一時的な保湿だけでなく、乾燥による肌荒れの根本的な改善ができるところもおすすめです。

 

また、ヒルドイド(ヘパリン類似物質)には、血行をよくする働きもあるので、血行不良でできたあかぎれやしもやけの改善も期待できます。

ただし、手荒れが悪化してすでに赤みや湿疹、痒みといった炎症が起きている場合は、逆効果になることもあります。
症状がひどい場合は皮膚科を受診するようにしましょう。

 

薬剤師:安美
薬剤師:安美

私の場合は、ひどくなる前にヒルドイドをハンドクリームとして使うことで、手荒れを悪化させずに(たまに掻いても荒れずに済んでいる)過ごせています。

保湿もしすぎるとよくないというので、冬限定で使っています(^-^;

 

ヒルドイドクリームを手荒れに使うなら、ハンドクリームと併用する必要もありません!

 

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市販のヒルドイド(ヘパリン類似物質)配合クリームの選び方

薬局やドラックストアで買える、ヒルドイド(ヘパリン類似物質)配合クリームの代わりとなる市販薬はたくさんあります。

たくさんあり過ぎてどれを選べばいいか迷うほどかもしれません(^-^;

 

市販のヒルドイド代用品の選び方1:医薬品か医薬部外品かに注目!

市販のヒルドイドの選ぶ時にまず注目するポイントが、医薬品か医薬部外品かという点です。

というのが、
ヒルドイドの有効成分であるヘパリン類似物質の配合量が、医薬品か医薬部外品かで違う可能性があるからです。

例えば、こちらのヒルマイルドクリーム(市販薬)

第2類医薬品と呼ばれる医薬品です。

医薬品なので、成分として100g中成分名:ヘパリン類似物質 0.3g含有と明記されています。

この量は医療用のヒルドイド油性クリームと同じです。

つまり、ヒルマイルドクリームは、厳密にいうと添加物などは違ってきますが、有効成分量としては、病院で処方してもらうヒルドイド油性クリームの代わりになるとも言うことができます。

 

薬剤師:安美
薬剤師:安美

他にも、同じ成分量の市販薬はあります!
薬局で買えないヒルドイドは市販薬で代用できる?類似の保湿剤は?
に詳しく書いていますので参考にしてくださいね。

 

対して、こちらのカルテHD モイスチュア ハンドクリーム(市販品)

こちらは医薬部外品です。

医薬品ではないので、有効成分の含量も明記されていません。

一般的に、医薬部外品の方が医薬品よりも有効成分の含量は低いことが多いです。
(副作用リスクを避けるため)

なので、おそらく医薬部外品であるカルテHDハンドクリームは、有効成分のヘパリン類似物質の量は、医薬品であるヒルマイルドクリームよりも少ないと考えられます。

 

私は、医療用医薬品であるヘパリン類似物質油性クリームをハンドクリーム代わりに使ってよいと感じているので、もし市販品で代用するなら、同じ有効成分濃度のヒルマイルドクリームを選びます。

 

ただ、カルテHDハンドクリームもレビュー評価は悪くありません。

肌あれ防止を目的として、ヒルドイドにはない、抗炎症作用があるグリチルリチン酸ジカリウムが配合されています。

しかも、ヒルドイドの製造販売元の製薬会社マルホと化粧品メーカーのコーセーの合弁会社「コーセーマルホファーマ株式会社」から販売されているので、品質などは問題ないと思われます。

 

市販のヒルドイド代用品の選び方2:添加物に注目!

添加物と言う点で、市販薬のヒルマイルドクリームにはヒルドイドソフト軟膏やニプロ製のヘパリン類似物質油性クリームと同じくサラシミツロウが含まれています。

サラシミツロウについてはヒルドイドの販売元のマルホHPに以下の記載があります。

サラシミツロウは、天然のミツロウを化学的に漂白したものです。
一般的にクリーム剤の乳化安定剤として添加され、無毒性及び無刺激性の物質ですが、ミツロウの中の不純物で過敏症反応の報告2) 3)があります。
不純物は、アルデヒド、低級アルコール、低級脂肪酸等です。一部のサラシミツロウは、より精製して、このような不純物を除去しています。
なお、サラシミツロウを含む基剤は、一般的に固着性や被覆性が高まります。

マルホHPより引用

医療用のジェネリック医薬品だと、日医工製のヘパリン類似物質油性クリームにはサラシミツロウが入っていません。

私はサラシミツロウ入っている方が好みです。
ただ、アレルギー(接触性皮膚炎)の原因となる可能性もあるので、気になる方は注意が必要です。

市販の医薬品のHPクリームには、添加物としてサラシミツロウが含まれていません。
心配な方はこちらを選ぶといいですね。

 

さいごに:手荒れやハンドクリームに使えるヒルドイドクリーム、市販品の選び方

というわけで、
私が冬の手荒れにハンドクリーム代わりに使っているヒルドイド(ヘパリン類似物質油性)クリームについて、市販品の選び方も併せてお話ししてきました。

市販薬を選ぶ時は、医薬品か医薬部外品であるかを確認して、有効成分のヘパリン類似物質が入っているかだけではなく、その含有量にも注目してくださいね。

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