りんご病に小学生がなっても頬が赤くならない?症状や治療を解説!




こんにちは!
現役ママ薬剤師の安美です。

保育園や幼稚園で流行るりんご病。
小さい子どもの病気だと思いがちですが、小中学生や大人がかかることもあるんです。

実は、先日、小学生の長男がりんご病にかかっていたのですが・・・
りんご病なのに、ほっぺが赤くならない!!
まさか・・・とびっくりでした。

もし、同じような症状が出ても気づけなくて、慌てたり、不安になることもあるかと思います。

 

そこで、今回は、小学生のりんご病の症状や薬について、小学生の長男のりんご病の体験を交えつつ、お話ししていきますね!

 



りんご病の症状や原因、一度感染してもまたかかるか?

りんご病はどんな病気?


りんご病を正式にいうと、伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)

風邪と一緒で、ウィルスが原因でおきる病気です。

薬剤師 安美
ウィルスの種類は、風邪とは違います。
(ヒトパルボウイルス(HPV)B-19)

 

りんご病といえば、ほっぺが赤くなるのが特徴。

まるでりんごのように見えるので、「りんご病」と言われています。


実際は、もっと赤いです。

頬が赤くなった後に、腕や太ももにも同じような発赤が出ることもあります。

ほっぺは赤くなっても、痛くもかゆくもないようですが、
腕や太ももに出ると、痒いことが多いです。

 

頬が赤くなる10日ほど前に、発熱や鼻水といった風邪の症状が出るのも特徴です。

ただし、りんご病のウィルスに感染しても、ほっぺたが赤くならない(発病しない)場合もあります。

 

りんご病は、4月から7月にかけて多くみられます。
確かに、長男くんがりんご病になったのも、6月でした^^;

ちなみに、りんご病は、予防接種(ワクチン)で予防することはできません。

 

薬剤師 安美
妊婦さんがなると、流産のリスクがあるので注意が必要です。

 

りんご病は出席停止になる?


りんご病の潜伏期間は、
風邪の症状がでるまでと考えると、約1週間、
ほっぺが赤くなるまでと考えると、20日ほどになります。

どんな風に症状が変わっていくか、もう少し詳しくお話しますね!

 

【りんご病の経過】

・りんご病のウィルスに感染

↓ 1週間(潜伏期間)

・風邪のような症状(発熱、鼻水、だるさ):他人にうつる!

↓ 10日間

・ほっぺが赤くなる:ほぼ他人にはうつらない

・腕や足にも赤い発疹がでる


 

りんご病に感染して1週間くらいは、ウィルスは体の外に排泄されます。

その後は、もうほとんどウィルスは排泄されていない状態です。

つまり、ほっぺが赤くなるころには、他人にうつす心配はほぼないというわけです。

 

そういえば、ほっぺが赤い、
10日前ほどに熱が出たことがあった、

りんご病だ!!

そうわかったとしても、すでに他の人にうつすリスクはないので、幼稚園や保育園を休む必要はありません。

 

 

 

りんご病は一度だけ?またかかるの?

りんご病は一度かかると、抗体ができます。

またかかることはないと考えられています。

 

 

りんご病に大人がかかると出る症状

 

大人や小学生、中学生がりんご病に感染すると、小さい子どもとはちょっと違う症状がでます。

 

大人のりんご病の場合、
発熱や頭痛のような症状の1週間後くらいに

・手や足全体に網目のような赤い発疹がでる

・頬が赤くなることはほぼない

・関節痛(膝の痛みや手指のこわばり)

・むくみ

こんな症状が出てきます。

 

つまり、大人のりんご病は、必ずしもほっぺが赤くないんですね。

そして、小さい子どもにはない、膝の痛みや手指のこわばりがでることが特徴です。

しかも、りんご病の症状が重くなりがちです。

 

薬剤師 安美
実際、勤務先の薬局の患者さんに、
子どものりんご病がうつったママさんがいらっしゃいました。

熱も出たけれど、膝やかかとの関節痛がひどくて、リウマチかと思うくらいだったそうです。

その後しばらくして、腕に網目上の発疹が出てりんご病と気づいたそうです。

 

それでは、小学生の長男のりんご病の経過について、詳しくお話しますね!

 

 

 

りんご病になった小学生の長男の症状と治療方法(薬)

長男くんがサッカーの練習から帰ってくると、
腕と太もも全体に網目のような発疹が出ていました。

こんな発疹です。

子どものりんご病の画像です。

 

蕁麻疹とも違う不思議な発疹、
はじめは、虫さされ?植物にかぶれた?と思いましたが・・・

ちょうど1週間ほど前に、発熱、頭痛があったこと、
膝が痛いとも言っていたことを思い出し、

「もしかしたら、りんご病?」と怪しんでいました。

やはり、頬は全く赤くならない状態でした。

 

 

皮膚科を受診したところ、やはり、りんご病とのこと。

 

りんご病の発疹は、日焼けや運動、お風呂などで悪化(再発)することもあります。

長男の場合、サッカーの日焼けと運動で発疹が悪化したんでしょうね。

 

 

りんご病には、特効薬がありません。
自然に治るので、持病などがない場合、特別な治療をする必要もありません。

今回も、かゆみ止めの飲み薬が出ただけでした。
こちらの記事で書いているアレグラでした

薬剤師 安美
体が温まると、かゆみが強くなることもありますが、お風呂にも入っても問題はありません。

 

 

りんご病と判明した長男は、日焼けを避けるためにサッカーの練習はお休み。
数日で、発疹はきれいになくなりました。

その後は、日焼けしても再発していません。

 

さいごに

というわけで、
大人や小学生のりんご病の症状や治療法について、小学生の長男のりんご病の体験を交えつつ、お話ししてきました。

 

りんご病は、小さな子どもの病気と思いがちですが、
成長期の子どもや大人がうつることもあります。

しかも、症状がひどくなりがちです。

 

長男の場合、発熱後の発疹だったのでわかりやすかったですが・・・
りんご病は、発熱なしでちょっと鼻水がでるくらいの軽い症状の場合もあります。

夏は、プールやイベントで日焼けも多い季節。
急に発疹が出ても、りんご病とは気づかないことも多いと思います。

もし、

・急に、腕や足(特に、日焼けしたところに)網目のような発疹が出た

・その1週間くらい前に、発熱や風邪症状があった

そういう場合は、りんご病の可能性があります。

 

特にあわてて薬を飲む必要はありません。

でも、日焼けや運動はかゆみが悪化するので、控えるようにしてくださいね!