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自分の健康は自分で守る!セルフメディケーションの考え方

健康について
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こんにちは!
現役ママ薬剤師の安美です。

以前から指摘されている国民医療費の増大。

これから高齢化をむかえる日本。

医療制度を変えたり、
後発薬(ジェネリック医薬品)を積極的に使っても、
医療費が増えるのを抑えるだけできっと精一杯。

年金制度と同じく、私たち世代の負担が増え、
このままだと、国民皆保険制度がなりたたなくなるのでは?
と不安視する声もあります。

もちろん、終末期医療なども含めて、
社会全体で考えていかないといけないです。

ママである私たちが、日ごろから気をつけることで流れを変えることもできると思います。

セルフメディケーションという言葉を知っていますか?

世界保健機関(WHO)の定義では、
『セルフメディケーションとは、自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること』

セルフメディケーションをわかりやすくいうと、
自分の健康は自分で守りましょう!

ということです。

 

自分や家族の健康を守るためには、
まず、健康についての情報、病気や薬についての知識を持つこと。

そして、なにより、

すぐに薬に頼るのではなく、
まず、食生活や睡眠、生活リズムをととのえることで、
元気で健康的な毎日をすごせるようにこころがけること。

 

学校の行事や仕事が続いて忙しいなと感じたら、
早めに寝て、睡眠時間をたっぷりとる。

夏バテしやすいから、冷たいものは控える。

毎日ジュースをのまないようにする。

日ごろから、健康な状態や暮らし方に気をつけていると、
自分や家族が体調をくずしやすい季節、お天気、タイミングもわかるようになってきます。

 

でも、どんなに気をつけていても・・・
アレルギーで急に鼻水、くしゃみがとまらない、
風邪をひいてしまった、
生理前の頭痛やおなかの痛みでつらい、
こんな体の不調を感じるときって、ありますよね。

そういう時に慌てて病院を受診するのではなく、
おうちの救急箱に常備薬がそなえてあると安心です。

富山の薬売りさん(売薬さん)の薬箱、
あれも、まさにセルフメディケーションのひとつです。

(昔、祖母の家に紙風船とともにおいてありました。)

受診せずになおれば、もちろん医療費の負担も軽くなります。

受診するにしても、早めのお手当でこじれずにすめば、
なおりも早いですし、受診回数も減らせます。

病院での待ち時間のロス、
お子さん連れで病院にいく大変さもなくなります。

必要なときは病院を受診することが大切ですが、
<自分や家族の健康は自分で守る>という意識をママこそ、しっかりもっていきたいですね。

この記事を書いた人

調剤薬局に勤めるママ薬剤師。
昭和生まれの二児の母。
薬局やドラックストアで売っている市販薬を中心に、知って得する薬の知識や気になる薬の飲み合わせなどのお役立ち情報をブログに書いています。

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