こんにちは。
ママ薬剤師の安美です。
突然ですが・・・
湿気たせんべいやクッキーって、平気ですか?
私も子どもたちも大の苦手です^^;
開けっぱなしにしていたらもちろんですが、
個包装のお菓子でも、湿気ることありますよね。
我が家でも、ぱりんこやハッピーターンが湿気やすいです。
困ったものです。
そこで今回は、お菓子が湿気る理由とその防止方法について、詳しくお話していきます。
お菓子はなぜ湿気る?
せんべいやクッキーといった湿気るお菓子は、焼いてあることが特徴です。
焼くことで水分が飛んでいます。
あの、パリパリやサクサクの食感がたまらないですよね^^
ですが、空気中には水分が存在しています。
湿度として%表示されますよね。
その水分をせんべいやクッキーが吸収すると、湿気てしまいます。
つまり、湿度が高くなるほど、お菓子は湿気やすくなります。
<湿気る>という言葉のとおり、湿気=空気中の水分がお菓子が湿気る原因なんですね。
個包装のお菓子やせんべいが湿気る理由

まだ未開封だから大丈夫!
個包装されているから湿気ない!
そう思っていたのに・・・
いざ食べようとしたら、しなっと湿気てしまっていること、ありますよね。
そういう場合、よくみると、
個包装一個ごとに乾燥剤は入っていません。
大袋の方に一つだけ、乾燥剤が入っているお菓子がほとんどです。
そして、小袋の素材も、ある程度の空気などが通すものが使われています。
つまり、個包装されていても、密閉性が低いから、お菓子が湿気てしまうんですね。
(乾燥剤は、空気中の水分を吸収する役割があります。
お菓子が湿気るまでの時間を少し遅らせることができます。)
ちなみに、
煎餅やお餅のメーカーで有名な越後製菓のお餅は、個包装餅の一つひとつに脱酸素剤を封入しているそうです。
この脱酸素剤がお餅をパッケージした瞬間から酸素を抜きとり、お餅を酸化から守ってくれるとのこと。
スゴイですね!
お菓子が湿気るのを防止する方法

開封後のお菓子が湿気るのを防止するために、私がオススメする方法をご紹介します。
それは、ジップロックのようなチャックつきの袋に入れて、冷蔵庫に保管すること。
せんべいの湿気防止に、とっても簡単ですよね^^
この時できるだけ、空気を抜いてくださいね。
ただ、当たり前のことですが、
ジップロックに入れて冷蔵庫に保管しても、永久に湿気ないわけではないです。
湿気にくくなりますが、おいしいうちに早めに食べちゃいましょうね^^
湿気たせんべいを元に戻す方法は?

気をつけていたけれど、せんべいやクッキーが湿気てしまった!
ぱりんこが湿気る!
そういう場合は、どうしましょう。
湿気たお菓子を元に戻す簡単な方法は、電子レンジを使うことです。
お菓子が湿気る原因は、水分を吸収してしまうためでした。
電子レンジのマイクロ波で、
お菓子に含まれている余計な水分を飛ばすことができます。
その時に、一つ注意点があります。
それは、ラップをかけないことです。
というのは、湿気ったお菓子から飛んだ水分がラップに阻まれてしまうからです。
湿気ったお菓子を元に戻す場合は、ラップをかけずに電子レンジを使いましょう!
さいごに:お菓子が湿気る理由と防止方法、個包装のせんべいやクッキーも注意!
というわけで、
お菓子が湿気る理由とその防止方法について、詳しくお話してきました。
<湿気る>という言葉のとおり、湿気=空気中の水分がお菓子が湿気る原因でした。
個包装のお菓子の場合も、乾燥剤がなければ注意が必要です。
ジップロック+冷蔵庫保管で湿気防止しつつ、湿気てしまった場合は、電子レンジも活用してみてください。
そして、何よりも開けてしまったお菓子は、おいしいうちに早めに食べちゃいましょうね!