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犬用の酔い止め薬セレニアとおすすめ品で車酔いなしで快適ドライブ!

市販薬:乗り物酔い止め薬
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車酔いしやすいワンちゃんとのお出かけは飼い主さんにとって悩みの種ですよね。

この記事では、愛犬の車酔いに悩む方へ、酔い止め薬セレニアの解説とおすすめ市販品のカーロップについて、詳しく解説します。

薬剤師:安美
薬剤師:安美

簡単にできる犬の車酔いを防ぐ工夫についてもご紹介しています。
愛犬とのドライブやお出かけが楽しくなると嬉しいです!

 

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犬用の酔い止め薬セレニアについて

セレニア錠とはどんな薬?

セレニア(マロピタントクエン酸塩一水和物)は、ファイザー社(現ゾエティス社)により発見されたを主成分とする動物用医薬品です。

セレニアは処方薬であり、獣医師の指示に従って正確な用量を守って使用する必要があります。

薬剤師:安美
薬剤師:安美

人間に使う酔い止め薬のトラベルミンのように、犬の酔い止め薬のセレニアには市販薬はありません。
もちろん、トラベルミンを犬に使うのはNGです。
子ども用でもダメなので、注意してくださいね!

 

セレニアの効能又は効果は、犬の嘔吐の抑制及び予防(乗り物酔いによる嘔吐を除く)、乗り物酔いによる嘔吐です。

犬の嘔吐反射をコントロールする中枢神経系に作用し、嘔吐のシグナルをブロックします。
これにより、車酔いやその他の原因による嘔吐を効果的に抑制することができます。

乗り物酔いによる嘔吐に対する有効性を調べた国内臨床試験(移動の1~10時間前に投与)では、60分間の移動中の嘔吐なしの症例を有効とした有効率は85.4%(41/48例)でした。
(陰性対照群 27.1%(13/48例))
セレニア錠の添付文書より

セレニアが犬の酔い止め薬として効果がしっかりあることがわかりますね。

セレニアの安全性と使い方

セレニアの安全性

獣医師の管理のもとで正しい用量で使用した場合、セレニアの安全性は高いとされています。
(体重によって、セレニアの投与量は変わります)

ただし、妊娠中や授乳中の犬、または特定の健康状態を持つ犬には使用できない場合があるため、使用前に獣医師に必ず相談するようにしてください。

 

セレニア錠の使い方

セレニア錠は、出発する少なくとも1時間前には、犬に飲ませておきましょう。

持続性がある薬のため、1日1回の投与となっています。

薬剤師:安美
薬剤師:安美

日帰りのドライブやお出かけでしたら、1回で大丈夫です。

 

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市販の犬用酔い止め健康食品カーロップ

「犬の車酔いの薬セレニアを試してみたいけど、動物病院を受診するのは大変、難しい」
という場合は、市販薬を試してみるという選択肢もあります。

カーロップの成分

カーロップは、犬の車酔いを和らげるために開発された市販の健康食品です。

薬剤師:安美
薬剤師:安美

薬ではないというところがポイントです。

カーロップは、犬が車での移動中に感じる不快感やストレスを軽減する天然成分を含んでいます。

【カーロップの主成分】

・ヘスペリジン: みかんなどの柑橘類から抽出されるフラボノイド。車酔いによる不快感を和らげる効果が期待されます。
・カノコソウエキス: ハーブの一種。リラックス効果や鎮静作用があり、ストレスによる車酔いの軽減が期待されます。
・クチナシエキス: 抗酸化作用があり、体のバランスを整えることで車酔いを和らげるサポートをします。
・天然カフェイン: 中枢神経に働いて感覚の混乱を抑制するとされています。
・ビタミンB群: 脳、神経機能のサポートにより、車酔いによるストレス反応を和らげます。

カーロップに含まれるこれらの成分が相乗効果を発揮して、車酔いによる不快感やストレスを軽減すると期待されます。

シロップ剤でアレルギーフリーです。

カーロップの使用方法

カーロップの投与のタイミング

カーロップは、車に乗る約30分前に投与することが推奨されます。

カーロップの投与量

小型犬には8〜10滴、中型犬以上には15〜20滴が目安です。

シロップを直接、犬の口に入れるか、手のひらやお皿にのせて舐めさせてください。

 

カーロップ使用時の注意点

・カーロップの投与後は、愛犬の様子を注意深く観察してください。
犬に異常が見られた場合(過剰な落ち着きのなさ、嘔吐、下痢など)は、直ちに使用を中止して獣医師に相談してください。

・カーロップは、直射日光を避け、涼しい場所で保管してください。
開封後は冷蔵保存し、期限内に使用しましょう。

・カーロップは犬猫用です。人間には使用できません。

 

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愛犬の車酔い対策

愛犬の車酔い対策には、薬以外にもできることがあります。

車酔いを予防するための環境づくり

犬の車酔いを予防するためには、移動中の環境を快適に整えることが大切です。

適切な温度と換気を保つ

車内の温度は快適に保ち、過度に暑くなったり寒くなったりしないようにしましょう。

新鮮な空気が流れるように、窓を開ける、車の換気システムを利用するのもよいですね。

 

安定した車の移動空間を提供

愛犬が車内で安心して過ごせるように、専用のドッグシートやキャリーバッグ、ドライブボックスを使用するのもおすすめです。

↑付属のショルダーベルトと車のシートベルトでしっかり固定できるので安心です。

 

急な動きや揺れを避けるために、なるべくスムーズな運転も心がけてくださいね。
大きな音や急な動きは愛犬を不安にさせる原因となります。

 

移動前の食事を控える

車に乗る2〜3時間前は、犬に食事を与えないようにしましょう。
(水分は与えてください)
空腹時の方が車酔いしにくいとされています。

 

長時間の移動には休憩しよう

長時間の移動の場合、定期的に休憩を取るようにしましょう。

 

犬が車酔いした時の対処法

落ち着きがなくなり動き回る、鳴いたり吠えたりする、頻繁にあくびをするというような行動がみられたら、犬が車酔いしかけているサインかもしれません。

犬が車酔いを起こした場合の対処法について詳しく解説します。

すぐに車を停めて新鮮な空気を吸わせる

犬が車酔いの兆候を見せたら、安全な場所でまずは車を停めてください。

そして、車の窓を開けて新鮮な空気を取り入れるか、一度、犬を車外に出して休憩させてあげましょう。
新鮮な空気は犬を落ち着かせて、車酔いの症状を和らげてくれます。

水分をあたえる

とくに、車酔いで嘔吐してしまった後は、脱水状態にならないように、少量の水をこまめに与えるようにしましょう。

獣医師に相談する

車酔いの症状が重い場合や、改善しない場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。

 

さいごに:愛犬の健康と快適なドライブのために

この記事では、犬の車酔い対策として、獣医師によって処方される薬「セレニア」と、市販品「カーロップ」の使用方法と注意点について詳しく解説しました。

犬が車に乗る際に不安や不快感を感じることは珍しくありません。
車酔いを予防するための環境づくりや、万が一車酔いが起きた際の対処法についても紹介しました。

あなたの愛犬とのドライブやお出かけが、この記事でより楽しいものになると嬉しいです。