「最近、のどがイガイガしやすい」
「以前より声がかすれやすくなった」
そんな変化を感じることはありませんか?
風邪をひいたわけでもないのに喉に違和感が続くと、不安になりますよね。
実は更年期は、のどの乾燥や声の変化も感じやすくなる時期なんです。
この記事では、更年期世代が声枯れやイガイガなどのどの不調を感じやすい理由と簡単にできる対策法について、薬剤師視点でお届けします。
更年期と喉の不調の関係

更年期は、女性ホルモンのバランスが大きく変化する時期です。
女性ホルモンは肌だけでなく、のどや粘膜のうるおいや唾液分泌にも関係しています。
そのため、更年期世代では
・のどが乾燥しやすい
・声がかすれる
・イガイガ感が続く
・咳払いが増える
といった症状が出やすくなることがあります。
この更年期のホルモンバランス変化によって、自律神経も乱れやすくなるため、のどの筋肉が過剰に緊張したり、感覚が過敏になったりすることもあります。
その結果、のどの違和感を強く感じやすくなってしまうわけですね。
また、更年期世代では、のどの不調だけでなく、口の乾燥を感じる方も少なくありません。
朝起きたときに口がカラカラする、会話中に水分が欲しくなる、といった変化も、粘膜のうるおい低下などが関係している場合があります。
のどの不調には、空気の乾燥や疲れの影響も
喉は、乾燥や疲労の影響を受けやすい部分です。
・エアコン
・睡眠不足
・ストレス
・長時間の会話
・花粉や黄砂
などが重なると、さらにのどの負担となってしまいます。
また、疲れがたまっているときや忙しさが続いているときは、体の防御機能も低下しやすく、のどの違和感が悪化することもあります。
「以前は気にならなかったのに、最近はのどが敏感になった気がする」
そんな変化を感じる方も少なくありません。
「年齢のせいかな」と我慢してしまう方もいますが、体からのサインとして早めにケアしてあげることも大切です。
日常でできる喉のケア
まずは、喉を乾燥させないことが基本になります。
・こまめな水分補給
・加湿器などの活用
・睡眠時のマスクの使用
など、毎日の小さなケアが役立ちます。
また、声を使い過ぎた日はできるだけ、のどを休ませることも大切です。
漢方では、うるおい不足や疲れやすさ、のどのつかえ感などに着目して、内側からバランスを整えることで、喉の不調を改善していく考え方もあります。
症状が長く続く場合や、強い痛み・声枯れがある場合は、耳鼻科などで相談するとよいでしょう。
喉の違和感は放置しないで!
更年期の時期は、心や体だけでなく喉にも変化があらわれやすくなります。
「なんとなく喉の調子が悪い」
そんな不調も、乾燥やホルモンバランス、自律神経の変化が関係しているかもしれません。
無理を重ねず、日頃から喉をいたわる習慣を取り入れていきたいですね。
