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確定申告の医療費控除をする場合の必要書類4つ、領収書は提出不要!

薬代の節約術
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こんにちは。
現役ママ薬剤師の安美です。

この記事では、確定申告の医療費控除をするときの必要書類、対象となる医療費について、わかりやすくお話します。

払った医療費の一部の税金が戻ってくる医療費控除。
1年間の医療費が10万円を超えた場合に利用できる制度です。

でも、一度もやったことがない方も多いのでは・・・?

歯医者も含まれる?予防接種は?
なにが対象になるかならないか、わからなかったり、
確定申告の必要書類を集めるのが面倒、
そんな風に思っていませんか?

せっかくある制度ですから、利用して薬代の節約につながればうれしいですよね!

 

私は出産した年に、初めて確定申告で医療費控除しました。
ちょっと得した感と妙な充実感がありました^^

それでは、詳しくお話していきますね。

 

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確定申告の医療費控除で対象になるものとならないもの

まずは、なにが医療費控除の対象になるか、ならないかを知ることが大切ですね。
具体例はこちらです。

医療費控除の対象になるもの

・病院の通院費(歯科も含む)
・入院した場合の部屋代や食事代
・通院や入院のための交通費
・松葉づえ、義足、義歯などの購入費用
・かぜ薬などの一般的な医薬品の購入費用
(*セルフメディケーション税制との二重申請はできない)
・レーシック手術の費用
・不妊治療費

・妊婦検診の費用
・出産費用のうち、出産一時金42万円を差し引いた残金 

国税庁のHPにも詳しく書いてあります。

いわゆる医療につかったお金が対象になる感じですね。

 

私が出産した時は、出産一時金の差し引き金額が意外とありました。
なので、他の医療費とあわせて、その年に初めて、確定申告の医療費控除をしました!

出産したママさんは、10万円を超えそうかどうか、
ざっくりと一度、計算してみるといいですよ!

医療費控除の対象外のもの

・美容整形の費用
・健康診断、人間ドックの費用
・家用車で通院する場合のガソリン代や駐車料金
・通院にかかるタクシー代(公共交通機関が利用できない場合を除く)
・予防のためのビタミン剤やサプリメントなどの購入費用

・インフルエンザの予防接種代金
・病児保育の代金
・近視や遠視のための眼鏡やコンタクト購入代金
・自分で希望して個室に入院したときの差額ベッドの料金

 

予防接種や病児保育代が対象になれば、
ママとしては助かりますが、残念ながら、医療費控除の対象外です。

また、医療費控除する場合は、特例のセルフメディケーション税制は受けられません。
医療費控除のセルフメディケーション税制で確定申告できるかも!

 

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確定申告の医療費控除をする場合の必要書類、領収書は提出不要!

以前は、確定申告で医療費控除をする場合は、
申告書と一緒に医療費の領収書を提出する必要がありました。

病院や調剤薬局で毎回もらうものですね。

 

現在は、医療費控除をする時に、医療費の領収書は提出不要になりました!
医療費控除の明細書(国税庁のwebサイト)

提出不要の領収書ですが、年間は破棄せずに各自保存をしておきましょう。
税務署から確認のための提示をお願いされる可能性もあります。

ただし、医療費の集計は計算しないといけません。
集計して、医療控除費の明細書としてまとめて提出する必要があります。

この医療費の集計作業が、面倒なんですよね・・・。

 

この作業、なんと省略することができるんです!

健康保険組合から送られてくる「医療費のお知らせ」ってありますよね。
医療費の合計額が記載されているものです。

これを医療費通知というんですが、
医療費通知を添付すると、明細の記入を省略することができます!

もし、医療費通知をなくしてしまった場合は、
その期間だけを明細書に記入することでセーフです。

かなり手間が省けますよね!!

 

領収書を提出しなくてもよくなったので、

確定申告で医療費控除をする場合の必要書類は、以下の4種類です。

医療控除費の明細書
医療費控除の明細書のダウンロード
勤務先で配られた源泉徴収票(原本)
・確定申告書A様式
国税庁HPよりダウンロード可能
・本人確認書類の添付台紙(マイナンバーの写しや本人確認書類の写しを添付)

思っていたよりも、医療費控除のハードルは低いと思いませんか?

 

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さいごに

というわけで、
確定申告の医療費控除をするときの必要書類、対象となる医療費について、お話ししました。

 

確定申告で医療費控除するときに必要書類は4つだけです。

領収書の提出が不要になったり、
医療費通知で、明細書の記入がなくなったり、
確定申告で医療費控除するハードルは下がっていると思います。

特に、出産したママさんは、その年の医療費を一度確認してみてくださいね。

もし、医療費が10万円を超えるようだったら、ぜひ利用してみましょう!!