スーパーフードのチアシードが含むオメガ3の油、日本人必須の栄養素

ハーブ
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こんにちは。
現役薬剤師の安美です。

勤務先の薬局では、
チアシードやココナッツチップといった<スーパーフード>を扱っています。

スーパーフードは、栄養価が高くて健康を維持によい食品のこと。

聞きなれないので、敬遠しがちですが、
普段の食事で不足しがちな栄養素も補給できてオススメです。


美容の健康のために、子育て世代のママにも取り入れてほしいです^^

この記事では、スーパーフードのチアシードの栄養素と簡単な食べ方について、お話していきます。

 

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スーパーフードのチアシードの人気の秘密は、オメガ3脂肪酸

チアシードは、和のハーブといわれる紫蘇(しそ)と同じシソ科の種子です。

食物繊維やカルシウムや鉄がたくさん含まれていますが、
なんといっても、チアシードの特徴は、
オメガ3系(α-リノレン酸)という不飽和脂肪酸(油)が含まれていることです。

このオメガ3という不飽和脂肪酸というのは
<必須脂肪酸>といって、人の体の中では、つくることができません。

なので、食べ物などからとる必要があるんですね。

 

オメガ3系のα-リノレン酸は、
からだの中で、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)にかわっていきます。

食べると頭がよくなる!
魚にたくさん含まれている!
一時期、話題になりました^^

 

【オメガ3の油の効果】

・脳のはたらきをよくする

・皮膚のかゆみや喘息といった炎症を抑える

・血液をサラサラにする

・コレステロールを下げるはたらきがある

 

普通に暮らしていると、
オメガ3ではなく、オメガ6の油(サラダ油、コーン油など)の方がメインになりがちです。

オメガ6の油は、炎症をうながす油です。
スーパーのお惣菜やスナック菓子など、いろいろな加工食品に使われています。

確かに、よく食べますよね^^;
普通に生活しているだけでも、とり過ぎてしまっています。

 

オメガ3だけが極端に少なくなると・・・
心筋梗塞などの心疾患のリスクが高まると考えられています。

さらに、最近の研究では、オメガ3は、
中性脂肪の合成を抑えたり、代謝を上げる効果も期待されています。

オメガ3を含むチアシードは、
生活習慣病の予防やダイエットにも効果がありそうです!

 

ちなみに、オメガ3の油は、
チアシードの他には、シソ油、エゴマ油、魚油、くるみにも含まれています。

 

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オメガ3を含むチアシードの食べ方のコツ

 

チアシードそのものには、ほとんど味がありません。

なので、
戻したチアシードをスムージーやジュース、スープやサラダに混ぜるのがおすすめです。

ほうれん草のおひたしにあえても美味しかったですよ!

*チアシードの戻し方
チアシードの10倍量の水につけて戻しましょう。

チアシードを戻すときに、水にいれるとかなり膨らみます!!

私も一度、試してみてビックリしました。

少しの量で満腹感を味わえるので、ダイエットにも役立ちそうです^^

 

チアシードの適量は、一日、だいたい大さじ1杯(10~15g)です。

体にいいからといって、食べすぎ、摂りすぎには注意しましょうね!

 

オメガ3の油は、酸化しやすく、加熱すると臭います。

なので、基本的に生でとります。

チアシードも加熱しないようにしましょう。

 

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さいごに

というわけで、
スーパーフードのチアシードの栄養素と簡単な食べ方について、お話ししました。

チアシードをとることで、不足しがちなオメガ3の油をとることができます。

毎日お魚を食べるのは大変ですよね。

スーパーフードのチアシードも活用してみてください!